レンチキュラー印刷
【 投稿日時:2015-04-30 09:00:11 】
皆さんは、見る角度によって絵柄が変わる印刷物を見たことがありますか?
見たことがある方なら分かると思いますが、絵柄が動いて見えたり、立体的に見えたりして、とても不思議ですよね。
実はあれ、レンチキュラー印刷という特殊な印刷技術で作られたものなんですよ。
レンチキュラー印刷では、レンチキュラー用の特別な画像を印刷していきます。画像は切り貼りされたような絵柄で、そのままでは非常に見づらいです。
ですがその上に、レンチキュラーレンズと呼ばれる“半円状の連なったレンズ”を重ねると、初めて絵柄が見えるようになります。これは最近流行りの3Dレンズと同じで、人間の左右の目の視差を利用したものになります。
現在では、このレンチキュラー印刷はかなり幅広く使われていて、スマホケースなどの小物にも使われていますし、大型パネルなどにも使われています。
あなたの街でも頻繁に見かけることがあると思いますから、もし見かけたら、レンチキュラー印刷で作られていることを思い出しながら、その構造をじっくりと観察してみてください!
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